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アトピー性皮膚炎とは、かゆみ・長期反復・年齢に応じた特徴的な湿疹と分布がみられる病気です。
原因はわかっていませんが、生まれつき皮膚が敏感な体質に、いろいろな刺激があわさって起こるものと考えられています。


治療
◆基本はスキンケア◆
スキンケア アトピー性皮膚炎の治療で一番大切なのは毎日のスキンケア(お肌の手入れ)です。汗をかいたり、よだれや食べ物が顔についたら、すぐ洗い流して軟膏をぬりましょう。お風呂に入ったら、入浴後はとくに油分と水分が少なくなり乾燥するので、肌が乾ききらないうちに軟膏をぬりましょう。
石けん 石けんやシャンプーを使ってもかまいませんが、そのあとよく洗い流しておくことが必要です。
軟膏 指示された軟膏を、部位や回数を守って毎日かかさず続けることが大切です。気まぐれにぬったりぬらなかったり、やめてみたり、市販の薬を使ってみたり・・・ということはよくありません。

ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)の入った、いわゆる「強い軟膏」はアトピー性皮膚炎にたいへん効果があり、これなしで治療するのは無理な相談です。作用の強さにより強・中・弱というランクに分けられており、症状・部位・年齢によって強弱の使い分けをします。皮膚がうすくなる・にきびがでる・毛深くなる・赤ら顔などの副作用が見られることがありますが、ぬり薬のステロイドは飲み薬や注射と違い皮膚から吸収される量が少ないため、よほど大量に使わない限り全身の副作用は起こりません。医師の指示通りに塗ることが大切です。 

爪を短く切り、ヤスリをかけて丸く整えてあげましょう。
厚着にしない。なるべく薄着を心がけ、体を鍛えるようにしましょう。
毛のセーターなどチクチクする衣類は直接肌にふれないようにしてください。
体が温まりすぎるとかゆみが増すので、寝ているときにも暖めすぎないようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の患者さんがみんな食物アレルギーとはかぎりません。先生と相談して、必要なら検査を受けるとよいでしょう。
皮膚の過敏テストや血液検査で怪しい食べ物が見つかっても、必ずしも食物アレルギーではありません。実際にその食物をやめてよくなるか(除去テスト)などをして、総合的に判断します。

◆食物アレルギーと診断されたら◆

たとえば卵アレルギーと診断されたら、卵だけでなく、卵を少しでも含むものはすべてやめなくてはなりません。実際に何を食べてはいけないか、代わりに何をあげればよいか、先生からの指導を受けましょう。
◆食事制限はいつまで?◆
子どもの成長につれて、食物アレルギーは消えていくものです。先生が時期を見はからって、何を食べてよいか指示します。厳しい制限をしなくてもよくなる日がきますので、その日までがんばりましょう。

◆忍耐強く◆
アトピー性皮膚炎をあっという間に治すことはできません。何年も忍耐強くがんばりましょう。よくなっても手を抜かず、一時的に悪くなってもがっかりしないで、長期戦になると覚悟をきめましょう。
◆定期的に受診◆
症状が変われば治療も変わっていきます。必ず定期的に受診してください。薬だけくださいという姿勢はよくありません。
◆自己流は失敗のもと◆
よくなったので塗るのをやめた、悪くなったので市販の薬を使った、毎日薬を使うのはよくないと思ったので減らした、など自分の判断で治療を変えるのはよくありません。わからないことは、必ず先生に相談してください。
◆余計なお世話◆
親切な人が、あれがいい、これがいいと教えてくれることがあります。ついフラフラっとなりがちですが、浮気は禁物です。先生に相談してみましょう。